『ウィニ』
―――― まじどーでもいいけど素朴な疑問を、頑張って考えてみる。
1、なぜ小西行長だけ関西弁キャラ固定なんだろう。(イメージだがね。
三:「おーこれ斬新! たしかに関西弁のイメージあるな。」
兼:「なんでやねん」
三:「うるさい。」
佐:「思えば殿も近江出身、れっきとした関西圏ですよね? 」
三:「まあな。言ってしまえば大阪城内とか、みんな関西弁なはずなのだがな。」
兼:「あれだ! 小西殿と言えば朝鮮出兵のおり、清正に『堺の商人』呼ばわり
されているからな。きっとそのイメージがついてしまったのだろう。」
えっへん。
三:「なんかそのしたり顔が腹立つ。」
左:「まあ、それは置いといて。たしかに一理ありますよね。イメージってすごいですから。
左近なんかそんなエピソードあんまりないのに女好き酒豪って思われてますかね。」
三:「え、それ事実じゃん」
左:「じゃんって・・・」
三:「要するにイメージは怖い! ということだ。解決ッ」
兼:「つづいては、」
2、なぜ石田三成は関西弁ではないのか?
兼:「これもまた、なんとな〜くなイメージだな。」
三:「俺も思っていた。舞台が滋賀だの岐阜だの、ばりばり関西なのに。なぜかみんな
標準語だな。関ヶ原が関西対関東だということを忘れそうだぞ。」
左:「答えは簡単ですよ殿!
関ヶ原で殿が勝っていれば、標準語は関西弁だったはず。
今ある歴史書物は全て関西弁で書かれていたでしょう。もちろん殿もそのままの
近江訛りで」
三:「お前、それを言うか・・・しかも訛りとは! くっ言葉にならん」
兼:「史書は勝者の歴史と言われているからな。あながちあり得ないとは言えないぞ三成? 」
三:「それを言うなら兼継も訛っていると思うがな。東北訛りはきついんだろう? 」
出身は雪国ですもの。
兼:「はあ・・・・ここで関東と関西の壁に阻まれるとはな。」
左:「殿、不用意にお国ことばに触れると敵を増やしますよ!」
三:「う、うむ。すまぬ兼継、そんなつもりはなかった」
兼:「いいのだ三成! 大切なのは言葉ではない、内に秘めたる心なのだから!! 」
三:「そ、そうか! その通りだ兼継」
左:「殿〜洗脳されてないでお答えを」
三:「ん? ああ。 これはもうイメージだ、それしかない。 官僚だからな、きっちりした標準語って
イメージがしっくりくるんだろう。つまり、
訛ってる石田三成なんて見たくないということだな?!」
3、関西弁で話す三成は見たくない?
左:「被害妄想ですよ殿。ふつーに見たいですよ、いや聞きたい、ですかね? 」
三:「・・・・期待に満ちた顔するな。いきないり言われても無理だ」
兼:「では。ここは恥じらう三成に代わり、この直江山城守が伝統芸・腹踊り☆をご披露つか
まつろう!! 」
三:「って、なんでやねん!!! 」
ハッ・・・///
三:「だ、だからいやだとっっ こういう空気になるだろう! もうしない! もう二度としないか
らな!!!」
左:「いやいや可愛かったですよ殿〜」
兼:「罵倒されたいものだな! 」
三:「罵倒って・・・アホぅ・・・」
左:「ちなみに近江は、こてこての大阪弁とはまた違うんですよね? 琵琶湖畔は場所に
よって若狭とか美濃とかの影響を受けててちょっと複雑だったりするらしいですよん。」
兼:「辞書的説明ご苦労だな。さっぱりわからなかったがな。」
三:「ゆーったり生きちゃってるってことだ。」
佐:「? とのー? そういうの適当言っちゃだめですよ。それよりこれ、言ってくださいよ」
三:「は? なに・・・」
もそもそ
三:「うち、あんたのことむっちゃ好きやねん。(棒読み)
・・・・てだからこれ違うだろ! 」
左:「いえ! 左近的には正解ですよ。」
兼:「それならば三成、正しい近江弁を聞かせてくれ」
三:「表記では難しいのだよ・・(だいたい辞書片手なんだぞ?) 期待はするなよ」
すーはー
三:「そんなこと言ったてかなわんわ、はよもんて来なあかんで?
(そんなこと言ったてやりきれないよ、早く帰ってこなきゃダメだよ?) 」
左:「わかんねーけど可愛い!!! 」
兼:「よさり寄せてもらうわ(夜にお邪魔します)は三成? 」
三:「そんな言葉ばっかり覚えない! 」
もう全然解決してない気がす(嘘だぁっっ
方言らへんは・・・気にしたら負けですよ。やっぱり表記にすると難しいんですね。
素朴な疑問がある限り増えていきそうなネタ・・・。
ちなみにタイトル『ウィニ』は英語にするとweeny:ちっちゃい。って意味です。かわいい。