『ウィニ 2』

※どうでもいいような疑問をちっちゃく考えていきます!


三:「どうでもいいならやらければいい! 」
兼:「さすがだ三成、核心を突いた発言だな☆ 」
左:「いや、それだとこの話ここで終わりになっちまうんですけど? 」
三:「ん〜・・・・まあ、聞いてやらんこともないがな。ふんっ」
兼:「おおー! これがいわゆるツンデレだな? 可愛らしいぞ三成っ」
左:「もういいですかね? 」
三:「んじゃ行ってみよー!(棒読み) 」


1、ぶっちゃけなぜ三成は関ヶ原で負けたと思う?


左:「あちゃ〜ここから攻めてきますか、なかなか痛いですね。」
三:「・・・・不愉快なネタだな。」
兼:「うむ、斬新だ。こういう時こそ冷静に対応せねばな! 」

しゅばっ

幸:「ぶっちゃけ、戦力差じゃないですか? 」
三:「あれっ幸村? いきなり出てきてなんだ、 」
兼:「というか本当に戦力差なのか? 人数的には」
幸:「どうでもいいです! 」
左:「え? 」
幸:「もうひどいですよー! 私を呼んでくれないなんて・・・この前なんか
   気が付かなくてずっと居間でごろごろしちゃったじゃないですか、」
三&兼:(あ、前回出てないこと気にしてたんだ・・・)
左:「まあまあ皆さん落ち着いてくださいって、ただでさえ前回はなんにも解決
   してないって疑惑があるんですから。せめてテーマに沿ってくださいよ? 」
三:「ふんっこんなもの。」
   投げやり。
幸:「んー、やっぱり小早川殿の裏切りでしょうか? 」
左:「お、急に真面目になったなあ。まぁたしかにあれは痛いですよね、殿? 」
三:「俺にその話題を振るな! 」
兼:「あと、島津とのいざこざか。」
幸:「そもそも同じく小姓上がりの清正殿、正則殿との不和が痛いですね。」
三:「はっ・・・・みんな結局は人望がないから、とか言わないよな! な? 」

 きょろきょろ

一同:「・・・・・・・・・・・・・いや、まさか。」
三:「・・・・・・・あ、あれだ・・・時の運とか言う奴が、な・・・」
左:「そ、そうですよ! (泣く? 泣いちゃう?)」
幸:「人の和はありましたとも! 三成殿にはよき家臣がついておりました、石田隊、
   頑張ってましたから! 」
兼:「その通りだ三成ぃいい! 私がついているぞっっ」
左:「(ぼそっ・・特に役に立った覚えがないんですがね。)」
三:「そうか、みんな・・ふっ恥ずかしい奴らだな」

三:「結論、―― 負けたとか思ってないし! 」
一同:「(開き直った〜! )」


2、大谷吉継を兄さんと呼びたくなるのはなぜ?

幸:「アバウトですね〜。ていうかこれはもう主観でしょ。みんながみんな思って
   るわけじゃ」
兼:「もうそれくらいにしておけ! 企画倒れにするつもりか幸村っ」
左:「なんとなくあんたが前回呼ばれなかった理由が分かりましたよ、」
三:「俺から言わせてもらえば、普通に年上だからじゃないかと思うぞ。」
左:「殿は1560年生まれ、大谷殿は1559年生まれでしたね。」
兼:「毎度、辞書的説明ありがたい。ちなみに私も三成と同い年だ! 運命だな☆」
三:「だとしたら60年生まれの奴全員、運命の相手だがな。」
幸:「わたしは〜1567年生まれ・・・」
左:「運命じゃないですねー」

三:「思ったより年下だな。若いっていいな〜幸村? 」
幸:「そうでしょうか? 同い年がよかったですが・・」

兼:「そういえば正則殿と清正殿は我らより年下なのだな。なんとなく年下のイメージ
   がなかったのだが」
三:「奴らには年上を敬う気持ちがないからだ。」
左:「そうなると、やっぱり小姓時代が影響してるんですかね。一人だけ老成してそう
   ですし。」
三:「うむ。紀之助は頼りになるからな。」
兼:「アニキだな! 」
三:「・・・俺は兄さんとは呼ばんがな。吉継とか紀之助、刑部と呼ぶこともあるぞ。」
幸:「それは三成殿がお友達だからですよ、」
左:「分かりますね、なんか近寄りがたい空気ありますから。兄さんっていうか、呼び
   捨てし難いものがあるんでしょう。」
三:「なんだかんだ言ってこれは性格なんじゃないか? 」
左:「ですかね。」

三:「つまり、」
兼:「人徳だな! 」


3、石田正澄さんはいい人そうですよねん?

三:「会ったことないだろう! なんなんだそのイメージはどっからきた? 」
左:「いいじゃないですか、褒められてるんだから。殿のお兄さんですよね♪」
三:「むう・・そうだ。いい人というか真面目な」
兼:「三成の兄上だっ! もちろんいい人に違いない。正澄だぞ、正澄! 最澄みたいなものだ。
   まさに澄んでいるとは、素晴らしい名だな! 」
三:「全然違うがな。最澄って坊さんだろ」
左:「最澄さんは天台宗の開祖ですよ。簡単に言うと聖人です。ちなみにこの人、殿といっ
   しょの近江出身だそうです♪ 」
幸:「(はっ寝ていた! ) それはすごいですね?! 」
三:「幸村、よだれを拭け。あと最澄と兄上は全く関係ないからな。左近、もう辞書を置け、
   そんなものここに置いてしまえ! 」
  辞書を取り上げられる。
兼:「まあ、最澄のくだりはともかく、名前の感じからいって真面目そうな人だな、」
幸:「漢字に曲線ないですもんね、直線多い! 」
三:「また名前ネタか・・。」
左:「横柄ものと言われる殿のお兄さんですよん? そりゃあ相当できた人じゃないと務まり
   ませんよ。」
兼:「成るほどそれはそうだな☆ おおらかな人に違いない」
三:「お前たちなあ・・・」

三:「結論は・・・まあ、いい人なんじゃないか? なんか納得いかなかったがな、仕方ない。」
左:「今回はさらに何も解決しませんでしたね〜」
三:「この話、二度と続かないんじゃないか? むしろ終わってしまえ! 」
幸:「ええ?! もうおしまいですか・・」
兼:「三成は飽きっぽいな☆ 次回からは、この私がみなの悩みを解決しようと思う」
三:「・・・・」
左:「殿がめっちゃ嫌な顔をしたところで今日はお開き! 」

    解散!!!


なんというゆるさ!
小さな疑問も解決できない彼らに明日はあるか?
下らない小ネタにお付き合いいただきありがとうございました。